自己免疫性溶血性貧血(AIHA)の経過
自己免疫性溶血性貧血になってから、薬漬けの毎日です。たまーに忘れちゃう日もありますけどね!!
薬の種類はプレドニゾロン(ステロイド薬)、ダイフェン配合錠(抗菌剤)、ネキシウムカプセル(胃酸分泌抑制剤)の3種類を飲み続けています。
溶血性を防止するために重要な薬がプレドニゾロンで、これの量を治療初期は多く投与し、だんだん症状に合わせて量を下げていきます。ちなみに、プレドニゾロンを投与しても効果がない人がいるみたいです。
プレドニゾロンはアレルギーを抑制させる時に使用される薬ですが、自己免疫性溶血性貧血にも使用されるようです。免疫細胞が赤血球に対する抗体を作ってしまっているので、この免疫細胞の活動を抑制する必要があるのですね。
下の図が私の場合の治療経過です。
プレドニゾロンを最初は50mg/day!!!!も投与していたんです。今から考えればとんでもない量です。幸いなことにプレドニゾロンが効いて、ヘモグロビン値が上昇しています。私の場合ヘモグロビン値が15-16g/dLですので、1ヶ月ほどで通常の値近くまで戻ることができました。
治療中は入院した以外は、ほぼ日常生活に影響はありませんでしたが、薬の副作用はありました。
プレドニゾロン由来と思われる副作用は、最初の頃は胸、背中、首に湿疹が出てきました(しかも大量に)、顔に出なかったのが幸いでした。痒くはなかったのも幸運だった!!
湿疹はかなり長く数ヶ月続きましたが、プレドニゾロンの投与量が減っていくにつれだんだん減ってきました。
次にきたのは関節痛、筋肉痛です。
最初は突然両肩が痛みはじめました(ほんとに突然、お風呂に入っている時です)。副作用とは思いませんでしたね。友人には四十肩なんじゃない?とか言われたけど(笑)
どうも四十肩の症状とは違うんですね。腕は上まで上がるんですよ、ただちょっと痛い。
肩の次は膝、そして踵です。この痛みは今も続いています。
プレドニゾンの副作用としてよく言われるのがムーンフェイス、食欲増進、野牛肩、多毛ですが、今の所私には症状として出ていませんね。