自己免疫性溶血性貧血(AIHA)の経過5

 先日定期的な通院に行ってきました。3ヶ月毎なので忘れそうになりますけど、カレンダーにも書いて、仕事で使うパソコンにも書いておいたので忘れることはなかったです。ちゃんと対策しておかないとですね。
 今回は、通院2週間前からプレドニンをやめましょうと言われていたのですが、実は、日付を勘違いしていて3週間前から飲むのをやめていました・・・。
 
先生、ごめんなさいm(_ _)m
 
でも、血液検査の結果は問題なしでした〜!!
結果見るまでは、不安でしたけど、良かった。
 
赤血球数、ヘモグロビンの数値はそれぞれ、531(10^4/μL)、16.2(g/dL)で大きな変化はありませんでした。MCVなども変化なかったです。

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 3年半も飲み続けていたプレドニンを、3週間という期間だけでもやめることができたことは素直に嬉しいですね。毎朝の週間になっていたので、つい薬に手が伸びそうになっていたのですが、ここ最近はそれもなくなりつつあります。
 
 次の通院は2ヶ月後。
 本当は、通院は3ヶ月後でもいいのでは?という話もしていたのですが、この病気が判明した時に、ヘモグロビンが現在の半分くらいでも自覚症状は全くなかったという説明をしたところ、2ヶ月後に検査することになりました。
 確かに3週間薬を飲まなかったという実績だけで、検査が3ヶ月後というのは、確かに怖いですね。
 
 自己免疫性溶血性貧血になってから、プレドニンを0mgにするのに3年半かかりました。病気になった時、50mgも飲んでいたので、0mgになるとは思っていませんでした。でも、実際に0mgになるんですよ。ですから、なかなか減らなくても、希望は捨てないで下さいね!!
 
 薬を飲むことをやめたからと行って再燃しないとは限りませんし、根本的に完治するような病気ではないことは分かっています。原因が人それぞれ違う可能性が高い上に、患者数もそれほど多いわけではないので、専用の薬が開発されることもないかなとは思っています。というのも、プレドニンを投与すれば、副作用も比較的少なく、治療ができる実績もあるわけですから、あえて開発する必要性が少ないと言えると思います。薬の開発となると、開発費用の問題だけでなく、絶対的な患者数が少ない中で、症例に応じた免疫系のメカニズムを理解し、統計的に有意差が出るような臨床試験が実施できるのか?という問題もあるのでしょうね。言い方は悪いですが、絶対的なサンプル数不足は、研究開発する上で致命的です。特に人体相手となると、尚更でしょうね。
 
 さて、次回の通院まで時間があるので、その間に、この病気の研究を行っている論文を読んで紹介できたらと思っています。